東京都板橋区の歯科医院(歯医者)。小竹向原、中板橋、ときわ台|可能な限りの痛みを抑えた虫歯治療

  • 〒173-0031 東京都板橋区大谷口北町57-1
小児歯科

川島歯科クリニック式-可能な限り「痛くない」歯科治療

「痛い」のは誰にとっても嫌なものですよね。
最近では歯科医療も進歩し、可能な限り痛みを抑えた治療が可能になっています。
当院が実践している可能な限り痛みを抑えた治療を下記にご紹介します。

Step1 表面麻酔

多くの方が嫌がるのは、麻酔注射をする時の痛みです。
事前に注射する箇所に麻酔液を塗ることにより注射時の痛みを抑えます。この表面麻酔をするとしないとでは痛みに大きな違いがあります。

Step2「極細の針」を使用

針は細ければ細いほど痛みは抑えられます。
当院では極細の針を使用しています。

Step3 麻酔液を人肌まで温めます

麻酔薬が冷たかったり、熱すぎたりすると、注入した時に痛みや不快感がでます。そのため痛みが少ないといわれる人肌と同等の37度まで麻酔液を温め、麻酔液が入ってきた時の痛みを軽減します。

Step4 経験とテクニック

急激に麻酔液を注入すると細胞が膨張し痛みの原因となりますので、ゆっくりと時間をかけ麻酔液を注入していくことが大切となります。また、粘膜を張り、痛みを感じる神経を一定箇所に集中させることで針が神経に触れないような工夫も当院では行っています。

また、患者様が治療を嫌がる理由として「歯を削る時の」があります。

歯医者を連想する際、あの「キーン」という不快な音を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
当院ではこの不快な「音」に対しても配慮をしています。

具体的には「5倍速コントラ」という機器を使うのですが、通常の歯を削る機器よりも数倍の速さで回転しますので、その分、機器の音が格段に小さくなります。

歯医者独特のあの「キーン」という音もしないので怖がるお子様も少ないです。

その他、「早い回転で削る」ということは「ブレ」が少なくなるため、歯を削る量も少なくなります。そして、「歯を削る時の振動」も通常よりも軽減されますので、患者様には好評をいただいております。

次節からは虫歯治療、そして親知らずの抜歯に関してお話しさせて頂きます。
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虫歯治療

川島歯科クリニック式-可能な限り「歯を削る量の少ない」「神経を残す」虫歯治療

一度歯を削ると、詰め物や被せ物をして機能を取り戻すことはできますが、削ってしまった歯は再生することはないため、二度と元には戻りません。

「天然歯に勝る歯はこの世に存在しない」

歯を削ることは、歯の寿命を縮めることになります。何度も治療を繰り返す内に削る部分もなくなってしまい、最終的には歯を抜いてインプラント入れ歯をすることになります。当院では一人でも多くの方に健康で幸せな人生を送って頂きたいと考えております。だからこそ可能な限り「歯を削る量を少なくする」虫歯治療にこだわるのです。

ここからはどのようにして、可能な限り「歯を削る量を少なくして治療できるのか」をご紹介します。

こだわり1.治療の精度を飛躍的に高める-ルーペ(拡大鏡)

歯科治療は皆さんが考えられている以上に非常に繊細で、そして高い安全性が求められます。それは虫歯も例外ではありません。ルーペを使うことで肉眼では見えなかった歯の微細な凹凸、被せ物と歯肉の間の隙間などが確認でき、削る量も少なくすることができます。左の画像は肉眼で見た場合、右の画像はルーペで見た場合の歯です。

これまでは、ドクターの「経験と勘」を頼りに治療を行っていたので、必要以上に歯を削ったり、虫歯菌をしっかり除去することなく治療を終えてしまうケースが多々ありました。しかし、このルーペの登場により、虫歯の部分だけを削り、健康な歯を削り過ぎない治療が可能になりました。また削った部分を隙間なく確実に封鎖することは、虫歯の再発予防には何よりも大切なことです。削った歯の穴を詰める際もルーペを使うと、肉眼ではわからないような、わずかな段差もないようにきれいに虫歯治療をすることができるのです。

こだわり2.必要な部分のみしか削らない「ドリル」

歯を削るドリルには大きいものから小さいものまで多くの種類があります。

当然のことですが、大きいドリルを使うと歯を削る量も大きくなりますので当院では従来よりも格段に細いドリルを使用しております。

小さいドリルを使えば、手元が見えやすく、削りすぎるのを防いでくれるというわけです。

こだわり3.虫歯感染部位を教えてくれる「う蝕検知液」

う蝕検知液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。
虫歯治療を行う上で大切なのは、虫歯に感染した部分をしっかり除去することですが、通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきます。
しかし、この方法では、感染部位を正確に除去することはできません。
しかし、このう蝕検知液を使うと、感染した部分が赤く染まりますので、どこまで虫歯を削ればよいかがわかり、歯を削る量を少なくすることができます。

更に当院では、歯を削る量を少なくする方策として、「手の感触」で虫歯の状態を確認する工程を踏んでいます。具体的には「スプーンエキスカベータ―」と呼ばれる道具を利用します。

虫歯に侵された部分は「軟化象牙質」といい、歯が軟らかくなっています。
もちろんこの部分は機器(ドリル)で通常は除去できますが、手の力で除去することもできます。

しかし当院ではドリルだけで済ませることはしません。
なぜならば、ドリルを利用すると健康な歯までも削ってしまう可能性がありますし、虫歯の奥にある神経を痛めてしまう可能性があるからです。

そのため、ある程度はドリルを利用しますが、最後はスプーンエキスカを利用し、手の感触で虫歯に感染した部分をしっかり見極め感染部分の除去を行います。

通常よりも少し時間はかかってしまいますが、「健康な歯を可能な限り残す」という当院のこだわりとお考えください。

コラム―「虫歯が原因の抜歯」を可能な限り少なくします

虫歯が過度に進行してしまった場合、通常は抜歯の運命を辿ります。しかし、「エクストリュージョン法」を活用することで、ケースによっては抜歯せずに歯を残すことが可能になります。

この方法は、歯根挺出術とも言い、矯正治療の1つです。
歯茎の下にある虫歯を歯茎の上に露出させることにより、かぶせ物の「土台」を立てることが可能になります。また、この方法は、可能な限り抜歯しないで被せ物を作ることが出来るだけでなく、その歯の予後(経過)が良くなることが期待できます。

エクストリュージョンを行っている医院はそう多くはありませんが、当院では多くの治療実績があるため難しい治療だとは考えていません。 むしろ、歯を残すためにたいへん有効な治療法だと考えています。「歯を抜かなければいけない」とされる状態でも、この治療法を用いれば、歯を残せる可能性があります。歯をなるべく残したいとお考えの方は、一度、当院までご相談ください。

虫歯治療後の詰め物・かぶせ物の種類

詰め物・かぶせ物には様々な種類があります。

それぞれ素材の特徴がありますので、詳しくは料金表、もしくは審美セラミック治療をご確認ください。

虫歯の進行状況別の治療内容

虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。
ごく初期の段階(C0=経過観察)を過ぎてしまうと悪化の一途をたどります。
歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻らないという認識が大切です。

歯科医院では、虫歯の進行状況を、それぞれCO⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4という記号であらわします。
初期の段階であるCO(経過観察)の段階であれば、しっかりした処置をすることで歯を削らずに自然治癒(再石灰化)させることができます。
しかし、それ以降のC1~C4の段階になってしまいますと、歯科医院にて、しっかりした治療が必要となります。

  • C1:エナメル質が溶け表面に穴があいている状態
    虫歯の初期段階であるC1になると、治療が必要になりますが、虫歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、1回の治療で終えることができます。
  • C2:穴が象牙質にまで拡大している状態
    冷たいものを飲むことで歯に違和感を覚えるのは、C2の段階です。この段階までであれば、歯を削る量は可能な限り少なくすることができます。また、治療回数も2回程度と短期間で終えることが可能です。
  • C3:歯がかなり失われている状態
    C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。C3以降の治療は、虫歯が神経に到達しているため、神経を除去もしくは除菌する治療が必要になります。そしてクラウン(かぶせもの)を装着することになります。治療回数は5~6回かかります。
  • C4:歯の根しか残っていない状態
    残念ながら、ここまできてしまった歯は基本的に残すことができません。しかし、周囲の骨、歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。まずはご相談下さい。

親知らずの抜歯・移植

経験豊富なドクターが行う「親知らずの抜歯」

親知らずの抜歯は、簡単なものもあれば、外科治療を必要とするケースも存在します。 当院ではどちらの症例でも対応できます。また、CT装置(三次元立体画像撮影装置)も医院に設置しておりますので、安全な抜歯が可能となっておりますし、担当するドクターは口腔外科の経験も豊富ですので質の高い治療が可能になっています。

以下は当院で実施した難しい親知らずの抜歯症例となります。

水平埋伏歯

水平埋伏歯とは、横向きにはえている歯を指します。通常通りにまっすぐはえている歯よりも抜歯が難しい状態です。
水平埋伏歯を抜歯するためには、歯茎を切開してめくりあげ、歯の頭の部分と骨の一部分を削り取り、分割しながら抜歯していきます。

戦略的抜歯

戦略的抜歯とは、親知らずの存在が、今後の中長期的視点で考えた際、問題が生じることが明白な場合は、その問題が生じる前に抜歯を行いましょうという考え方です。
例えば、親知らずが原因でブラッシングがしっかりできない部分が生じている場合。顎関節に近く、将来的に顎関節症を引き起こす可能性がある場合などなど。

歯を失った箇所に、健康な歯を移植する − 歯牙移植

虫歯などで歯が抜けたところに、健康な親知らずや、生えている位置が異常などの理由で使用されていない歯などを移植する治療法を「歯牙移植(しがいしょく)」といいます。

この治療法であれば、ブリッジのように両隣の歯を削る必要がなく、また義歯よりも違和感が少なく、インプラントとは異なり、自然な歯の機能を生かせるという特徴があります。当院では、歯牙移植を積極的に行っております。歯牙移植の経験豊富な院長が執刀を行いますので、安心して治療を受けて頂くことができます。移植に興味のある方は、まずは当院にご相談ください。
※ 歯周病が進行して歯が抜けた場合は、周りの骨も溶けているため、対応できない場合があります。

個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

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料金体系

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