東京都板橋区の歯科医院(歯医者)。小竹向原、中板橋、ときわ台|矯正歯科

  • 〒173-0031 東京都板橋区大谷口北町57-1
矯正治療

審美性と機能性を両立する科学的根拠に基づいた矯正治療

矯正とは、歯並びを美しくすること。ほとんどの方はそう考えているのではないでしょうか。確かに間違いではないのですが、それだけでは不十分といえます。矯正の目的は、正しい位置に歯を移動させ、正しい咬み合わせを獲得することです。咬み合わせを獲得することで、歯並びの改善だけではなく、虫歯・歯周病のリスク減、顔貌、咀嚼・発音機能の回復など様々なメリットをもたらします。

実はこの「正しい咬み合わせ」こそ、矯正治療に於いて重要であり、難しいとされる工程なのです。
従来の矯正治療は、「顎の動き」や「咬み合わせ位置」などを測定する際、「人の感覚」に頼っていました。

当然、歯科医師によって判断基準が異なるため、治療の質もそれに左右されることになります。

しかし、それでは患者様は、治療を終えるまで自分がどのような状態になるかも分からず、不安を抱えたまま長期に渡り、矯正治療をすることになります。良い結果に終われば問題ないのですが、もし逆の結果であれば・・・

当院では、そのような不安を解消すべく、精密機器による科学的根拠に基づいた矯正治療を実践しています。下記に、当院の矯正治療の特徴をご紹介いたします。

特徴1 精密機器による「咬み合わせ機能」の多角分析

当院では、従来のような「人の感覚」に頼っていた咬み合わせの診査診断ではなく、咬み合わせ機能分析装置による診査診断システムを導入しております。このシステムの導入により、従来は困難とされていた「顎の動き」や「咬み合わせ位置・力」を測定することが可能となりました。

顎の動きを分析 -「アルクスディグマ2」

当院では、世界的メーカーであるドイツKaVo社が開発した「アルクスディグマ2」を導入しております。アルクスディグマ2は超音波測定によるデジタル式顎運動計測装置です。

この機器の特徴として、患者様にヘッドフレームを装着することで、人の感覚では分からない顎の細かい動きを分析することができます。さらに、モニタ上で顎の動きをリアルタイムで見ることが出来ますので、患者様にも分かりやすく説明することができます。

立体的に記録された顎の運動記録を右のような咬合器に落とし込み、反映させることができます。
患者さんの顎の動きと全く同じ動きをする咬合器(作業台)を活用することで、より精密な咬み合わせの調整が可能になります。

咬み合わせ位置・力・時間を分析 -「Tスキャン」

本来は感覚的にしか表現できなかった咬み合わせを、Tスキャンにより視覚的に(目で見て分かるように)解析・評価することが出来るようになりました。「咬み合わせ位置・力・時間」を分析することで、咬み合わせの力が一部の歯に偏っていないかなど、現状抱えているトラブルの発見にも繋がります。

歯や顎の構造を分析 -「CT(3次元立体画像)」

人によっての歯や顎の構造は異なります。これらの構造を把握するために多くの歯科医院がレントゲン撮影を試みるのですが、レントゲンでは平面としてしか捉えることができないため、正確に構造を知ることは極めて困難だと言えます。

歯科用CT(3次元立体画像)を利用することで、レントゲンでは見えない部分も可視化することができ、より一層精密な診査・診断、そして治療が可能になります。当然、咬み合わせを考慮する際もプラスの効果を発揮します。

特徴2 治療前に完成イメージを確認できるシミュレーションソフトの活用

当院では、矯正治療の診断機材として、コンピューターシミュレーションソフト(COA5)を導入しております。

患者様にとって残念なことは「せっかく治療したのにイメージした歯並びと違う」ということです。そうならないために、当院では、治療を行う前に患者様の「理想」をお伺いした上で、シミュレーションソフトにて完成イメージをお見せしています。

この工程を踏むことで「自分の歯並びがどのように変わるのか」「望みどおりに本当にキレイな歯並びになるのか」を事前に把握できますし、何よりも、治療後のイメージを患者様そしてドクターがしっかり把握した上で治療を進められますので「ズレ」をなくすことが可能になります。

明確な目標をもって治療を始めることができるので、患者様にも好評です。

次節から「成人矯正」と「小児矯正」に関して当院の方針をご紹介させて頂きますので、下記の興味のある項目のボタンを押し、ご覧ください。

成人矯正のお話し

矯正治療を望まれる成人の方からよくご相談を受けるのは「仕事をしているので、できれば「目立ちにくい矯正装置を付けたい」「なるべく歯を抜かないで矯正をしたい」「短期間で矯正をしたい」「前歯だけの部分的な矯正がしたい」などです。これらのご要望に対して当院では何ができるのかをこれからお伝えいたします。

目立ちにくい矯正装置

皆様がイメージされている矯正装置は下の画像のように金属色が目立つものだと思います。
この金属色が気になり、なかなか矯正治療に踏み出すことができなかった方も多かったと思います。当院では金属色の部分を半透明にした装置を利用しておりますので、「金属色」に抵抗があった方でも安心です。また、ワイヤー部分を目立ちにくくしている装置もご用意しております。

その他、「アソアライナー」と呼ばれる透明なマウスピース型の矯正装置にも対応しています。装置が取り外し式で、目立ちにくいのが特徴的です。しかし、歯の移動量が大きいケース(抜歯を必要とするケース)ではマウスピース矯正単独では限界がある場合があり、そのような場合は一定期間、通常の矯正装置を併用することもあります。

取り外し可能ですので、食べたい物がなんでも食べられ、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができる反面、装置を装着する判断は患者様に一任されるため、装置を付ける時間が短く、つけない期間があった場合は、後戻りし、治療期間が長くなってしまうというデメリットも存在します。

可能な限り歯を抜かない「非抜歯」矯正治療

「できる限り歯を抜かないで治療をしてほしい」というご要望を患者様から頂きます。
確かにできる限り歯を抜かずに矯正したいですよね。歯の大切さを理解している私たちも同じ意見です。しかし、綺麗な歯並びや咬み合わせを作り出すには、歯を抜いた方が良い場合もありますので、「非抜歯矯正」を望まれる方はまずはお口の中を拝見させて頂き、抜歯で対応するのか、非抜歯で対応するのかをお伝えさせていただております。

また、最近では「インプラント矯正」という治療法も出てきており、この治療をすることでケースによっては非抜歯の可能性が高まることもあります。次の短期矯正治療でご説明します。

「短期」矯正治療

「短期治療」を可能にするのが、インプラント矯正です。

一般的な歯列矯正の場合、右図のように「自分の歯を支点」にして他の歯を動かしていきます。
そうすると、綱引きの原理で動かしたくない歯まで動いてしまうことがあり、かつ、力が分散してしまうことで治療期間が長くなってしまう欠点がありました。

しかし、インプラント矯正の場合、「インプラントでしっかり固定されたスクリューを支点」にするので、動かしたい歯を引っ張ると、その歯だけがスムーズに移動してくれるため、力が分散されず治療期間が短くなります。

歯列矯正に使用するインプラントの植立は「5分程度」の簡単な作業で完了し、歯の移動が終われば除去します。
除去した後の歯肉や顎骨は1週間程度で回復しますので。

また、インプラント矯正にはもう1つのメリットがあります。
それは「可能な限り非抜歯で対応できる」ということです。一般的な矯正治療では、歯を動かすスペースを作るために数本の歯を抜歯していました。しかし、インプラント矯正ではそのスペースを作るために、「抜歯」ではなく、「歯を移動させる」ことでスペースを創りだしますので抜歯をしなくとも対応できるケースが圧倒的に増えました(もちろんケースによっては抜歯せざる得ないこともあります)。

「前歯だけ」の部分矯正に対応

「前歯の隙間だけを矯正したい」「前歯のねじれを改善したい」などピンポイントでの矯正を希望される患者様が最近では増えてきています。当院ではそのようなご要望に応え「部分矯正」を行っております。歯を全体的に動かす本格矯正と比べ「費用を抑えることができる」「治療期間が短くできる」などのメリットがあります。

小児矯正のお話し

お子様の矯正治療に関して、親御さんにお伝えしたいことは、少しでも歯並びが気になりだしたら、治療するしないにかかわらずまずはお子様のお口を見せてくださいということです。早い時期にしっかりとした検査を行う事でお子さんにとって理想の治療時期を予測することができたりもしますし、矯正治療ではなく、咬合誘導と呼ばれる簡易な治療で対応できることもあります。

※咬合誘導とは?

子供の歯から大人の歯に生え替わるとき、ささいなボタンのかけ違いで歯並びが悪くなってしまうことがあります。その徴候を早めに見つけることで、簡単・短期間で歯並びを整えることが可能となります。これを「咬合誘導」と言います。咬合誘導は大人の歯がすべて生えてからの矯正とは違い、抜歯したり、歯を動かしたりといったものではありません。早い時期に適切な咬合誘導を行うことで、歯並びが安定して後戻りしにくくなり、場合によっては本格矯正治療が必要なくなることもあります。
均整のとれた適切な歯並びは「見た目」だけでなく、「集中力や持続力」などお子様の生活全般のレベルアップも期待できるという研究報告が出ていますので、歯並びがおかしいなと思いましたら、治療するしないにかかわらず、まずはお気軽にご相談頂けたらと思います。

可能な限り非抜歯を実現する床矯正

歯並びが悪くなる原因のほとんどは顎が小さいことです。顎が小さいと全ての歯がきちんと生えるスペースがないので、歯並びが悪くなったり、八重歯になったりします。普通の矯正治療ではこの原因に対するアプローチがなされず、抜歯などの処理で対応してきました。つまり対処療法が行われてきたわけです。

それに対して、床矯正とは従来の矯正治療では治す事のできなかった「顎の拡大」をすることにより、根本的な原因を治す原因療法になります。このことにより、抜歯の可能性が限りなく低くなりました。尚、床矯正にはメリット・デメリットが存在します。

床矯正のメリット

  • 歯を抜かずに矯正できる。
  • 必要なときに矯正装置を取り外すことができる。
  • 歯並びだけでなく、本来の「可愛らしい顔」に成長できる。
  • お手頃価格で治療できる。

床矯正のデメリット

  • 治療対象が原則、小学生に限られること。
  • 一方向の動きしか出来ないため、微妙な歯の移動には不向き。
  • 毎日20時間前後、矯正装置を装着する必要があるのでお子様の協力が必要。

よく床矯正の治療開始時期について質問を受けるのですが、一般的には小学校低学年が良い時期と言われています。ただ、適切な治療開始時期は、お子さんの状態によって違います。治療するしないにかかわらず、まずは当院までご相談ください。適切な時期をご提案させて頂きます。

そもそも矯正治療が必要な歯並びとは?

さて、矯正治療が必要と言われる歯並びはどのようなものがあるのでしょうか?
代表的な歯並びを当院で治療した症例をお見せしながらご説明します。

出っ歯

皆様が良く知っている歯並びですね。上顎の前歯が下顎の歯よりも大きく前に出ている歯並びです。

開咬

奥歯が噛んでいるのにもかかわらず、前歯が噛んでいない歯並びです。

受け口

下顎が上顎よりも前に出ている歯並びです。

叢生(乱ぐい歯)

歯が様々な角度で生えてデコボコになってしまっている歯並びです。

いかがでしたでしょうか?
上記に該当する場合は、治療するしないにかかわらず、歯科医院で診てもらうことをお勧めします。

矯正治療の流れ

1.相談(初回無料)

お悩みやご希望をお聞きします。

2.精密検査~カウンセリング

精密検査の結果をもとに、矯正治療全般に関して詳しくご説明をいたします。
少しでも疑問点がございましたら、再度ご説明し納得いただいたうえで、治療を開始するかどうかのお返事をいただきます。もちろん、この段階で治療を受けないという選択をしていただいても全く構いません。

3.治療開始

歯に装置をつけ、歯に力を加え始めます。

4.通院

歯を動かす期間は1~3カ月に1回通院して頂きます。

5.治療終了

矯正装置を外します。但し、そのまま外しただけですと「後戻り」という現象を起こすため、保定装置(取り外し可能な装置)を装着して頂きます。

※保定装置は症例にもよりますが、約1年~3年間(通院は6カ月~1年に1回程度)主治医の指示に従って使用して頂きます。
使用しないと後戻り(歯並びが悪い状態に戻ること)を起こし、再度矯正をする必要が出てきます。

6.メインテナンス

保定装置の使用を確認後、当院のメインテナンスを定期的に受診して頂き、保定装置を終了する時期まで、経過を観察していきます。

個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

  • 無料相談
  • インターネット予約

料金体系

料金体系はこちらをご参照ください。