東京都板橋区の歯科医院(歯医者)。小竹向原、中板橋、ときわ台|歯周病(歯槽膿漏)治療・改善

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歯周病

川島歯科クリニック式、歯周病治療の6つの特徴

当院の歯周病治療の特徴をご紹介いたします。

確立されたプログラム歯周内科治療 歯周内科治療 歯周組織「再生」療法
審美性を回復させる治療 可能な限りの非抜歯 治療後のメンテナンス

特徴1 確立された「科学的根拠」に基づくプログラム

当院では「科学的に効果が実証されたプログラム」を導入しています。

今や歯科医療も進歩し、「歯周病を防ぐためにはどうすればいいのか」、「歯周病になってしまった場合どのような処置をすれば改善するのか」などが科学的に実証されており、その通り行えば、歯周病も防げますし、また歯周病も改善します。

具体的には、唾液検査や口腔内検査等により、歯質の状態、歯周病へのなりやすさなどのデータを取得し、PMTC(専門の機器を用いたプロによるクリーニング)やTBI(ブラッシング指導)、生活習慣改善を併用した患者様独自のオーダーメイドの歯周病プログラムを実施していきます。

特徴2 薬で歯周病を改善する歯周内科治療

歯周病菌を「薬」で退治する治療法を「歯周内科治療」と言います。

歯周病は「感染症」です。

つまり、歯石・歯垢などの汚れを取っても「歯周病菌」そのものを「除菌」しなければ、またすぐ菌が増えて症状が再発しますので、基本治療と共にこの除菌が大切になります。

少しわかりにくいと思いますので、身近な例でご説明します。風邪をひいたときは、薬を飲んで原因菌を殺菌しますよね。
実は歯周病も同じことが言えます。
歯周病は歯周病原因菌(歯周病菌・カビ)の働きにより引き起こされます。つまり、歯垢・歯石だけでなく、根本的な原因となっている「菌」を除去することで歯周病を改善に向かわせます。

※ 歯周内科治療は、原則、保険外診療となります。

特徴3 失った骨を蘇らせる-歯周組織再生療法

歯周病が進行(中等度以上)すると、「歯がグラグラしてくる」と聞いたことがあるかと思います。
これは、歯周病菌が原因で顎の骨がどんどん溶け、歯をしっかり支えられなくなったために起こる症状です。そのままにしていると、ある日突然「ポロッ」と歯が抜け落ちてしまいます。

基本的に一度骨が溶けてしまうと元に戻ることはありません。
ではどうすればよいのか?

ここで歯周組織再生治療が登場します。
歯周病が原因で溶けて減ってしまった骨を再生させ、歯が抜け落ちてしまう事を防止する治療だと思って頂ければと思います。

当院では、「エムドゲイン法」「GTR法」という骨再生治療を行っております。

エムドゲイン

エムドゲイン法を簡単にご説明しますと、エムドゲインゲルという薬を患部に塗ることで、本来備わっている骨の再生能力を発揮させる療法です。

この治療法では、エムドゲインゲルという薬剤を使用するため、身体への安全性について患者様からご質問されますが、身体への悪影響はありませんのでご安心ください。

GTR療法

「メンブレン」という特殊な膜を活用することで骨を回復させる療法を「GTR(Guided Tissue Regeneration)法」といいます。

骨にはもともと再生能力が備わっていますが、骨よりも歯肉の再生スピードが速く、骨が再生されるはずのスペースを歯肉が覆ってしまうため、通常骨は再生されません。しかし、メンブレンを用いることで、骨が再生されるスペースを歯肉に邪魔されることなく確保することができるため骨を再生させる事が可能となります。個人差はありますが、おおよそ数か月後には、新しい骨が再生されます。

このように当院では骨再生療法を積極的に実施しておりますので、他院で「歯を抜かなければなりませんね」と言われた方、重度歯周病の方、どうしても歯を残したいとお考えの方、一度当院にご相談ください。

歯周病がかなり進行してしまった場合は、骨再生療法を実施しますが、そこまで進行していない場合は、FOPと呼ばれる歯周外科治療を実施します。

歯周病の初期治療を行っても症状が改善されない部分に対して、歯茎を開けて目視下で歯石を除去する治療方法です。歯周ポケットが深いとプラークが溜まりやすくなり、歯ブラシの毛先が奥まで届かなくなります。ブラッシングによる清掃が出来ないためより歯周ポケットが深くなるという悪循環を断ち切る効果があります。

特徴4 歯周病により失われた「口元の美」の回復

歯周病治療をすると「歯が長くなってしまう」ということを聞いたことがあると思います。
実際、歯が長くなったように見えるのですが、これは「本来の健康な状態に戻った」と言った方が正確です。

歯周病が進行すると歯茎の骨がドンドン溶かされると共に、炎症を起こして歯肉が腫れあがります。
歯茎の骨が溶かされれば当然歯茎もドンドン下に下り歯の根が露出してきて歯が長く見えてしまうのですが、炎症により歯肉が腫れあがりますので、外からは歯が長くなった状態を確認することができません。
しかし、歯周病が改善することで歯肉の炎症が治まり、本来の歯の姿が見えてくる事になります。

「お口の健康は取り戻せたけど、見た目はなんとかならないの?」
治療を終えたから方良くこのような質問を受けます。

当院では「歯肉移植術(FGG/CTG)」という方法で、この「見た目」改善に取り組んでいます。簡単に説明しますと、上顎の歯茎から歯肉を取ってきて、見た目が悪い部分に移植するという方法です。

歯肉移植術は技術を要しますのでどの医院でも行っている訳ではありません。
「お口の健康」と「美」を追求したい方、是非当院にご相談にいらしてください。

特徴5 総合治療による可能な限りの非抜歯

歯周病が進行すると、「歯がグラグラ」してきます。
これは、歯周病菌により顎の骨がどんどん溶かされ、歯をしっかり支えられなくなったために起こる症状です。
そのままにしていると、ある日突然「ポロッ」と歯が抜け落ちてしまいます。

基本的に一度骨が溶けてしまうと元に戻ることはありません。
当院では、可能な限り抜歯を避けるため、「歯周補綴」「歯冠長延長術」を行っております。

歯周補綴

歯周病の進行により「グラグラ」してしまった歯を、かぶせ物・インプラント・入れ歯・矯正治療などを駆使し総合的に対処することで可能な限り歯を残す方向で対処する治療法を歯周補綴と言います。

Step1
歯周病の進行によって骨が溶け、歯の根が露出してきます。このような状態になると歯そのものがグラグラと揺れてきてしまいます。
Step2
揺れを止める為に、隣同士の歯を連結していきます。そのために、まず、歯を整形して被せ物が出来る状態にします。
Step3
連結した被せものを制作して被せます。これによって個々の歯は、連結固定効果を得ることができます。

特徴6 歯周病治療後の定期メンテナンス

歯周病でない方でも、歯周病治療された方でも、長期にわたって健康なお口の状態を維持させるには、ご自宅でのケアだけでは十分ではありません。その理由をこれからお伝えいたします。

「細菌」コントロールの必要性

歯周病になってしまう主な原因はお口の中で悪さをする細菌です。
つまり、この「菌」を上手にコントロールできればお口の問題は起きません。

メンテナンス後は細菌がほぼいなくなっていると思います。
しかし、この状態は一時的なものであり、時間が経過するとすぐに細菌は増殖します。
つまり、悪さをする細菌が可能な限り少ない状態を保持する「コントロール」が大切になります。細菌をコントロールするためには、ご自宅でのブラッシング以外にも「歯科医院での定期メンテナンス」の両輪が必要になります。

力のコントロールの必要性

人間の咬み合わせは、皆様が思っている以上に変化します。
年齢によるものもありますし、座っている姿勢が悪いだけでもズレしまうこともあります。

噛み合わせが悪くなってくると、歯全体で「噛む」力を分散させることが出来ず、特定の歯に過剰な咬む力が加わることになります。そうすると、その歯が「動揺」することで、歯と歯肉の間に溝ができ、そこに歯周病菌が入り込める環境が作られます。

生じた「溝」の部分は、何もしなければ改善しませんし、その溝に入り込んだ歯周病菌も日常のブラッシングだけでは除去することはできません。つまり、歯周病菌が悪さをする環境が整ってしまう事になるのです。

当院の定期メンテナンスでは、咬み合わせをしっかりと確認し、ズレてしまった場合は適切な調整を施し、歯周病菌が悪さをする環境ができない取り組みを行います。

院長メッセージ

歯周病は国民の80%がかかっていると言われる国民病であることをご存知でしょうか?
多くの方はこの歯周病が原因で歯を徐々に失っていきます。

また、歯周病はお口の健康を害するだけでなく、糖尿病、血液疾患、肺炎その他様々な全身疾患を悪化させるということが最近の研究でわかってきました。

歯周病は自覚症状がなく、気づいた時には「時すでに遅し」であることが多い病気です。
是非、症状が無い方も、今、歯周病の検査をする事をおススメします。早ければ早い程、治りは早いです。国民の80%がかかっているという現実をしっかり理解して頂く事を切望します。

口臭の原因のほとんどは歯周病が起因していた

皆様は自分の口臭について気にされたことはあるでしょうか。恐らく自分の口臭はよく分からなくても、他人の口臭を不快に感じられた経験はあるのではないでしょうか。口臭というのは、なかなか自分では気づきにくいものですし、デリケートな問題なので相手にも指摘しづらいですよね。仮に指摘を受けたとしても、口臭の原因が何に起因するものなのか分からなければ対処の仕様がありません。

では口臭の原因とは一体何なのでしょうか? 口臭の原因は次のようなタイプに分けられます。

生理的口臭
朝起きたときや空腹時・月経時・緊張時などに起こる口臭で、誰にでもあるものです。また、年齢が高くなると唾液の分泌が少なくなり口臭が強くなります。
心因的口臭
口臭を気にするあまり、実際には臭わないのに口臭があると思い込んで深く悩んでしまう場合があり、これを『自臭症』といいます。
病的口臭
歯周病や口腔内不良などが原因となり起こるものです。この口臭の改善には、歯科 医師の専門的な治療が必要となります。

これはあまり知られていないことなのですが、口臭の原因の多くは歯周病が起因している「病的口臭」と言われています。

歯周病は、歯槽膿漏とも呼ばれるように、進行すると膿が溜まり悪臭を放つようになります。歯周ポケットが4ミリ以上の深さになると、強烈な口臭の原因となるメチルメルカプタンなどの揮発性硫化物を多く発生するようになると言われています。メチルメルカプタンは腐った玉ねぎのような臭いが特徴です。軽度の歯周病であれば、周りが気にするほどの臭いではありませんが、中等度以上の歯周病の場合、悪臭がまわりにも感じられるようになるのです。

逆に言うと、歯周病を改善することは、口臭の改善にも繋がります。当院では、科学的根拠に基づいた口臭治療を行っております。口臭でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

歯周病と全身疾患の関係性

これまで歯周病は、お口の中だけの病気と考えられてきました。しかしながら、近年、歯周病が全身にもたらす影響、また全身が歯周病に与える影響についての研究が進められています。関連性が報告されているものとして次のものがあります。

歯周病との関連でよく言われるのが、「糖尿病」「心臓病」「早産」です。

糖尿病との関連
重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。

心臓病との関連
歯周病菌の作りだす物質が血液中に流れ動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。
健康な人に比べ心臓病発症の危険率が2.8倍といわれています。

早産・低体重児との関連
低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。
また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと早産の確率が高まります。

他にも「肺炎」「脳卒中」などとの関連性が指摘されています。

研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではないというのが専門家の共通認識です。「歯周病=歯を失う」という認識ではなく「歯周病=命にかかわる場合もある」という認識の転換が必要です。

個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

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